KOL-40 4cmシングルレンズ卓上屈折  初めて手にした望遠鏡。いや,望遠鏡と呼べるものだったでしょうか。シングルレンズで全周可動な,ハンディタイプのカメラ三脚にあるボールを挟んだような架台部。
 倍率は固定で,おそらく20倍くらい。ファインダーはなし。
 まだ,星に対する知識もほとんどなく,明るい☆を見つけては,ただ覗くのみ。
 ある夜,そこに飛び込んできたのが,木星と4つの衛星。でも,当時は木星もわからず,4大衛星がくっついて見えることも知らず。ところが,その4cmのシングルレンズでも見えたのです。4つの衛星と木星本体が。さすがに木星の縞模様なんてのは見えません。倍率も20倍あたりで,ぼけぼけな像。
 これは何だろう!?この望遠鏡でそんなに詳しいものが見えるわけはない。そうだ,テレビアンテナ(昔のどの家の屋根にも立っていたあの「王」の文字のようなアンテナ)の交差部が明るく見えてるんだろう。イメージ的には絶対にそうだ,数もそうだと納得していた。我ながら,素晴らしい想像力だったことか。(どこが!?)
 このイメージが,木星であることを知るのは,もっとずっと後のことになります。
KOL KIT-80 8cmシングルレンズ紙工作筒  2台目の望遠鏡。口径は2倍になります。紙筒でできています。レンズはやっぱりシングルレンズ。
 当時,少しだけ切手を持ってました。その中に国宝シリーズの普賢菩薩といのがあって,その1シートと交換にて手にした鏡筒です。
 でも,この筒を載せる架台を入手しなかったため,工作を楽しんで終わったような望遠鏡でした。なので見え味なんてのは,わからずじまい。この頃は,虫眼鏡からレンズをはずして,紙筒で手作り望遠鏡を何台も作ってました。最大口径は10cm。気持ちは大口径屈折。倍率は計算上10倍程度。だけど,ほとんど見えませんでした。当然だとは思っていましたが,工作は楽しかった。
日野金属 H-85 8.5cm F10 反射  初めて手にした天体望遠鏡と呼べるもの。ワクワクしながら自転車の荷台に載せて持ち帰った記憶が今も鮮明です。恐ろしく太く感じる鏡筒を見て,その存在感に圧倒されていました。
 薄い取説を全部暗記できるくらい読破。※記念に現物は今も保存しています。
 記載にある「火星の表面模様も見えます」の表現に,しっかりとした望遠鏡なんだとの印象を強めた筒でした。
 この望遠鏡では月と惑星ばかり見ていました。というのも,星雲って何?星団って何?というレベルだったのです。
 知人が所有していた格上のタカハシP型65mmと比べてみましたが,木星では負けていませんでした。でも,赤道儀はちょっとうらやましかった。
 手に入れた当時,特に見たかったのは天の川。この頃は,天の川は望遠鏡を使わないと絶対に見えるものではないと信じ込んでいました。そこで,日野金属に手紙で質問。返事はありませんでした。
 この望遠鏡から,反射式の仕組みの面白さに目がいくようになっていました。この頃,15cm反射鏡を磨いたこともありました。研磨剤とか紅ガラとか松ヤニとか,部屋の中がどこかの工場っぽくなってました。
 こいつだけは,ずっと置いておきたいと思っていましたが,物置にしまい込んでからはゴキブリの巣となっていて,復活は不可能な状態に。そこで,主鏡だけ取り出して洗浄。同型機を持つ同好会のメンバーに譲渡。 
日野金属 GT68 6.8cm F8.8 アクロマート  反射式の仕組みが面白く感じるようになっていたのに,あこがれは屈折式。P型の星像の安定度が脳裏にあって,近い口径のものを購入。
 ただ,この型番の鏡筒は筒だけ。そう,いわゆるガイド鏡。同時期に入手していた,タカハシのH型赤道儀に,強引に搭載。何とロープで縛り付けるという荒技。それが結構いけました。多少のぐらつきはあったのですが,100倍程度までは追尾可能。当時は,色収差なんて意識にはありませんでした。ただ,屈折の安定性,コントラストの良さがすごく好印象だった記憶があります。
高橋製作所 H-40 撮影用赤道儀・4cmガイド鏡  初めての赤道儀。小さくて軽くて,専用ケースが付いていてカッコ良かった。ただそれだけ。
 ということで,この赤道儀で写真を撮影したことは一度もありませんでした。この頃の観測場所は瓦屋根の上。H−85は屋根まで上げることはできなかったので,この赤道儀と68mm屈折@ロープ固定バージョンで,しばらくは月・惑星を楽しみましたが,完全な目的外使用でした。それにしてもこの4cmレンズ,良く見えました。
ミザール 10cmF6反射
(AR-1型赤道儀)
10cm F6 反射  この頃,大流行したRFT。10cm反射は,どれもF6になってしまっていたような。後になって,「う〜ん」と考え込めるけど,そのときはF6でなくっちゃ長すぎる!みたいな言われ方をしてました。
 それにしても,この反射鏡筒が小型の赤道儀に載った姿は実にかっこ良く,人気を呼ぶ理由はありました。
 さて,見え味なんですが,斜鏡の径が大きく,高倍率は無理。かといって広視界のための長焦点アイピースといえばK−40mmがほとんど。RFTなはずなのに,あまり良い星像ではなかったですね。どの倍率においても,先のH−85の方が,良く見えた印象があります。せめて,F8に引き延ばせる『専用の』コンバータが用意されれば良かったのですが。
 写真撮影等には使用せず,あまり活躍のないまま県外の方へ譲渡が決まりました。
ビクセン FL-80S 8cm F8 フローライト  俗に言われた『フローライトショック』,その中心機種となったのが,タカハシとビクセンのフローライト鏡筒。
 この両者の鏡筒は,いろいろと比較されるのですが,コントラストのタカハシ,解像度のビクセン,みたいに言われていたのを記憶しています。
 それまでの所有機種を処分して,この時点で,ビクセン製最大口径であったこの機種を選定。
 初めて半月の全体像を見たときの第一印象は『まぶしい!!』でした。
 真っ黒な背景に純白の月。まさしく鮮烈デビューでした。
 素晴らしいコントラストに,何時間見ていても飽きません,今までの鏡筒とは異次元のイメージに何度も感動を覚えました。その後も,接近した火星が卵の黄身のように輪郭がクリアでシャープに見えたこと。撮影した月面の写りが良くて,何となく「天文と気象」誌に応募したところ入選。コダクロームフィルム32・64の性能も良かったのですが。惑星も,特に工夫しなくても8cmにしては,良い結果が簡単に得られました。
 10cmF6反射とFC−50とFL−80の3機種の解像度を比べてみました。約100m先の県営住宅の屋上に解像力チャートを貼らせてもらって,自宅から観察。ダントツな解像力とコントラストを見せてくれました。しばらくは,個人もちの機材の中では,中心的な存在になっていました。 
タカハシ FC-50 5cm F8 フローライト  ビクセンの8cm屈折で,フローライトの素晴らしさを実感。小さな口径機が欲しくなり,「超高性能」のうたい文句に惹かれて入手。
 確かに色収差は感じられず,コントラストも良いんだけど,やはり5cm,光量が不足です。月面なんかは,10cm反射や8cm屈折と並べて比較すると,ものすごく黄色く見えるのです。移動観測向き,ガイド鏡向きな鏡筒かもしれません。日食観測等には最高のものでしょう。
タカハシ 6.5cmセミアポ
(スペースボーイ型赤道儀)
6.5cm 3枚玉セミアポ  H−85のライバルだったときから,工作精度の素晴らしいドローチューブ,3枚玉レンズ,小型でありながら,安定性抜群で見えた惑星。本当にあこがれの鏡筒の一つでした。その鏡筒を,不要になった方から譲っていただいたのですが,レンズの一枚が白濁しかけていて,昔の鋭像を確かめることはできませんでした。
タカハシ FCT-65 6.5cm F4.9 3枚玉フローライト  いただきもの。超ラッキーでした。
 天文誌の評価では,『超高性能』。恒星像もFC−76よりも良いかもしれないというもの。観望会での,多くの天文仲間から『クリアだ』との評判を得ました。少し大きめの筒にバージョンアップしようと,ショップに相談したところ,「FC−76に交換ですか?やめた方がいいですよ。FCT−65の方が良いから。」との返答。
 でも,どんなにクリアでも,どんなにコントラストが高くても,この筒には非常に強い像面湾曲がありました。すなわち広い視野を得ようとするとレデューサーが必修。実はそれも入手したのですが,焦点距離が200数十mm。もう望遠レンズです。それも非常にピントのシビアなレンズに変身です。
 これでも,月面全体像を撮影してスカイウォッチャー誌フォトコンに入選。あのぉ〜,どう見ても周辺部でぼやけてるんですが。月の撮影にはまず使用しないような機材での応募が珍しかったのでしょうか。
 その後も,星野撮影,星雲星団撮影はほとんど取り組まなかったので,関東の方に譲渡。
 今なら,希少価値&高性能でたいへん高い価値のものとなっているはずです。
ビクセン FL-102S(SP-DX型赤道儀) 10.2cm F8.8 フローライト  FL−80で非常にコントラストの高いシャープなイメージを得られたことから,同シリーズ最大口径となる本機を選びました。高価な機材ではあるのですが,京阪神の販売店にて,かなりの割引セールがあり,(FC−50やFCT−65を処分して),買ってしまいました。ビクセンのフローライト屈折は,相玉にKzF5というフローライトと相性抜群の優れたレンズを採用していて,非常に性能の良いアポクロマートが設計できるといわれていました。さて,実際のイメージはどうかというと,確かに素晴らしい像でした。特に昔のツアイスサイズORアイピースとの相性が抜群で,月・惑星には最適の鏡筒だったと思います。某所にメンテをお願いしましたが,そのときにもピントがとても明確で良いレンズですとのコメントをいただきました。この筒で2度のフォトコン入選画像を得ることができました。
 ただ,レンズは良いものの,接眼部のできは普通。しばらくして,ここを笠井Tで扱われているマイクロフォーカス接眼部に交換。全体の印象は精悍な感じになりました。
タカハシ ミューロン180反射
(EM-10型赤道儀)
18cm F12 ドールカーカム  歴代機材中,最大口径。18cmもありながら非常にコンパクトで軽量。大口径を手軽に振り回すことができる,理想的な天体望遠鏡だと今でも思っています。光量もあり,星雲もコントラスト高く見えました。空の暗いところで見たM17のクッキリはっきり超白鳥型の姿などは,今でも脳裏に焼き付いています。
 ただ惑星を見ても解像度がそれほど高くありません。もちろん外気温になじませ,光軸も確認した上での話です。調整をお願いした先の専門家さんが言うには,副鏡の接着方法があまり良くなくて,鏡面をわずかに歪めてるらしいのです。そのためかどうかはわかりませんが,高倍率があまり機能しませんでした。調整してもらった後も,CM通りの惑星・高倍率向けの筒への変貌はありませんでした。
BORG 76アクロマート 7.6cm F7.7 アクロマート  プラスチック鏡筒のアクロマート。とても軽くて天体望遠鏡のおもちゃ(?)。付属のアイピースではあまり良いイメージには見えないのですが,きちんとした接眼鏡を使うと良く見えるのです。確かに色収差もわかりますが,そこそこコントラストも高く,しっかりと見える筒です。おもちゃというのは,材質だけに向けられた言葉。
 今思えばもったいないことに,燃えないゴミに出してしまいました。(なぜ!?)
BORG ミニボーグ50 5cm F5 アクロマート  これこそ,本当におもちゃ望遠鏡と思える望遠鏡。手のひらに載せるのが,とても良く似合います。赤道儀なんてとんでもない。良くてカメラ三脚。車の窓ガラスの端っこに載せて観望できます。焦点距離が250mmですから,5mmを使っても50倍。低倍率での仕様がほとんどになるので,色収差は気になりません。小さい割にとても良く見えました。
タカハシ SKY90 9cm F5.6 フローライト  天文誌の裏表紙にPRされた姿がとてもコンパクトで,その割に9cmの口径があり,惑星にもある程度の見えが期待できると判断。でも何よりもデザインが一番のお気に入りの要素でした。
 ところが重さが3kgを超えていて,小さい割にずっしりとした重量感。本格的な筒という感じがあるかわりに,手軽に振り回しにくいという印象がありました。光学系については,ピントを追っていく途中の焦点前後でかなりの赤やら青やらの色のにじみを確認できます。(もちろん焦点位置ではわかならくなります。)恒星像はとてもきれいで,回折像がまん丸に幾重にも見えていて,それだけで素晴らしいと思ってしまいました。ただ,コマがずいぶんと残っているらしく,月面全体を大き目に広げると周辺で妙に違和感が感じられるのです。どこかがぼけているのというのではないのですが,気持ちよく見えない不思議な感覚。目の方が無理に調整しているような感じ。EX1.6×レンズで焦点を伸ばして,同倍率にしてみるとずいぶんと軽減されます。また,焦点を伸ばさない状態ではアイピースとの相性もありました。
ORION OMC-140 14cm F14.3 マクストフカセグレン  10cmアポNO.1と言われていたNP101よりもよく見えるとのことで機種変更。確かに惑星は,よく見えました。コントラストはFL−102等の屈折に全くかないませんが,惑星が球体に見え,模様も10cmアポ以上に明確に見えます。恒星像もSKY90以上にきれいな回折が見え,何と倍率を500倍程度まで上げてもピントがきました。土星でも,模様はさすがに見えなくなりますが,環はわかる見え方。高倍率性能は素晴らしい筒でした。
 不思議なのは,月や月面ではどう見ても,10cmアポの方が良く見えている感じだったこと。
トミーテック miniBORG60ED 6cm F5.8 EDアポクロマート  絶対におもちゃと思えるミニボーグ50の兄貴分でED。鳥を撮影するのに使っている人たちからは,あまり良い評判は出ていませんが,こんな小さな口径の望遠鏡に何の無理を言うのでしょうか。コントラストがとても良く,倍率も焦点距離が短いので,あまり上げることはできませんが,アポクロマートです。小さいけど,想像するよりは,意外と思えるほど見えてると思います。なにぶん小さいのでカバンに放り込んで,職場から太陽や月を手軽に撮影できます。これはこれで非常に重宝です。中国での皆既日食のときも最高の相棒になりました。
ミザール FA-60 6cm F8.0 フローライトアポクロマート  縁あって,譲っていただくことができました昔々,東京の某ショップとミザ-ルのオリジナル製品だったと思います。フローライトを使用した小型アポクロマート。相玉がクルツフリントかどうかが微妙なところですが,この機種の兄貴分であるFA−80はKZF使用と明記されていますが,このFA−60には記載がありません。別件でミザ-ルさんと話をしたときに尋ねてみたら,FA−80と同様とお考え下さいと不思議な回答をいただきました。
 BORG60EDと比較してみると,高倍率での解像度は上回っています。でもコントラストは,大きく負けています。色収差はほとんど見られないレンズなんですが,どうしてコントラストが低いのか不明のまま。
トミーテック BORG101ED 10.1cm F6.4 EDアポクロマート  2.3kgと軽量,コンパクトなのに口径は10cm。ものすごく眼視よりの設計をしてあるのでしょうか,木星や土星は2枚玉短焦点のわりに良く見えます。シーイングの状態が良ければ,256倍も使用可能。月に関しても,コントラスト良く,XL7mm90倍で見ると,すごい迫力で全体像を見ることができます。セットするのに5分とかからず,非常に高い稼働率を誇っていました。
 欠点は,狂いやすい光軸ということ。幸い,本機で狂うことはなかったのですが,扱いには慎重にならざるを得ませんでした。

タカハシ TOA-130S(EM-200B) 13cm F7.7 EDアポクロマート  わけあって,他の鏡筒や赤道儀を処分して勢いで購入。
 色収差なし!でも重過ぎ。上の階まで運ぶとき,足がふらついて(日頃の鍛え方が足りない)ぶつけてしまい,壁に少し穴が。
 見え味は素晴らしいです。木星もとても緻密な見え方。月面は粉を吹いたように見えます。土星のカシニの空隙もコントラスト抜群に見えます。欠点は重さゆえ,稼働率が低いこと。
AL-106  10.6cm F6.5 EDアポクロマート   本当にシャープです。惑星の色も濃く感じられます。FPL−53使用の10cm3枚玉アポクロマートとしては破格の値段。許せる範囲で軽量で高い稼働率を誇ります。高倍率使用可,色収差も少ない。覗く度に様々な感動があります。某社製屈折機のコピーとも感じられるけど良しとしましょう。お薦めです。 
トミーテック miniBORG50  5cm F5 アクロマート   おもちゃ望遠鏡再び。直焦点撮影時の撮影対象導入用です。
GP2赤道儀
StarBookTypeS仕様
 
   スペースボーイ型赤道儀は観望向けの赤道儀ではないこと,モーターに不調が出始めたことなどの理由から赤道儀を新調しました。というのも自動導入用の機材も含めて格安なものを,たまたま見つけることができたからです。T社のものと比較すると粗弱な作りかもしれませんが,基本はきちんとしていると思います。
 それにしてもStarBookTypeSの駆動音は大きいです。
ビクセン FL-55S 5.5cm F8 フローライトアポクロマート  縁あって,譲っていただくことができました。探し求めていた鏡筒の一つです。
 小さくて,天体望遠鏡としての役目を果たさないかもしれませんが,光学性能は本当に本当に優秀です。300倍を超えても,月面鑑賞ができました。
ビクセン FL-70S 7cm F8 フローライトアポクロマート  縁あって,譲っていただくことができました。探し求めていた鏡筒の一つです。FL-55Sをお譲りした後,交替するかのようにやってきた鏡筒です。これも30年前の鏡筒。やってきたときは,傷だらけ,ほこりだらけでした。
 外側を再塗装して,レンズもメンテナンスをしてもらって,こだわりの鏡筒を新品同様にしました。小口径ですがとてもシャープです。
タカハシEM-10USD3赤道儀    スペースボーイ型赤道儀に10cm屈折は重量過多の感があったため,手頃な赤道儀を捜索中でした。以前のGP2赤道儀は,騒音や工作不足の部分があったりすることから非採用。
 そして忘れかけていた頃に,手頃な中古が見つかりました。でもほとんど使用感のないきれいな状態。動作も問題なしです。
 過去にもEM−10を使っていましたが,これくらいの架台が一番扱い易いかな。
 極軸望遠鏡のスケールも2050年対応のものに交換しました。
SVBONY SV48  9cm F5.5 アクロマート   見え味には全く期待していませんでした。入手動機はデザインと口径。色収差ギンギラギンと思っていたら,意外に見えてます。でも,9cmあるので星々がしっかりと見えていて,低倍率広視野で星団などを見るのが楽しい望遠鏡です。
WilliamOptics FLT-91   9.1cm F5.9アポクロマート    今までに味わったことのない不思議な見え味感。眼視ではアイピースとの相性がありそう。
 惑星でのコントラストは,他の10cm鏡筒以上で視界のクリアさは秀逸です。解像力の高さを感じることが増えてきています。ETL-2との相性は抜群。
 小型でお手軽なため,最近の稼働率が高い。接眼部が強固で重いため,重心が手前にあり過ぎ。
 
タカハシ TSA-102S  10.2cmF8アポクロマート   解像力に関しては,AL-106を凌ぎます。
 土星は超シャープ。木星も270倍が輪郭がソフトになることなく使えます。
 
   ※オレンジ文字・・・現有機種  


                      

Profileにかえて