カメムシ喰った!



 ベランダに出ると,なかなか入ってこない。無理に捕まえようとすると逃げ回る。
 ベランダの手すりには,ゴルフ練習用の緑ネットを張ってある。ところがそこに上ることがあり,勢いで乗り越えると向こう側へという可能性もあり,ベランダは危険指定区域である。
 なのでベランダに出た場合は,視野の片隅におきながらネコを監視&追跡。ところが,振り向くと部屋に入って来てた。不思議だ,おかしい?何が起きたかわからないままに,とりあえず窓を閉めていると,そこら一帯にカメムシの臭いが蔓延。ネコは口の周りをしきりに気にしてる。さてはカメムシを捕まえたかと,その辺りを探してみるが見つからない。
 カメムシ,食べたんだきっと。口の周りを気にしながら,『ワォ』って変な鳴き声を出しながら階下へ下りていった。
 状況判断から,カメムシを食べたのは間違いない。思わずネットで調べてみた。カメムシに毒性はなく,食べても害はないとのこと。臭い物質の中に毒性のある成分も含まれるが,非常に微量なためネコには大丈夫とのこと。とりあえず安心。
 しかし,ネコの口の周りの臭いはしばらく続いてる。




         
 体重4kg!

 だっこするとズッシリ重い。体重測定すると4kg。まだ生後8ヶ月の子猫なのに。

 まあ,よく遊びます。
 遊ぶ>>>>>>>>寝る>>食べる
 こんな感じ。『遊んで〜』と訴えることが非常に多い。
 だから寝てるときはとても平和。

 左の写真はお昼寝の様子。
 すぐ横に家人の足があります。寝るときは,ペチャっとくっついてきます。
 とてもかわいい。
 
         
   不思議な寝相
 両手を前に伸ばして熟睡。
 鳴き声も『ウッきゅん』とか,『うっキャッ』とか,いろいろと不思議な生物感あり。

 
         
タヌキと呼ばないで   どんどんタヌキ化しています。          
 お腹の半分はあろうかと思えるほどの見事な尻尾。ほおのふさふさな毛。
 お尻周りのネコらしからぬ毛並み,後ろ姿はまるでタヌキ。
 ノルウェージャンの血が混じってるのかもとのうわさも上がりますが,タヌキの血も混じってるのかもといううわさも。

 
   ベランダに出して出してと,ほぼ毎日。一日数回のリクエスト。上の階に行く足音が聞こえたら,どんなに熟睡していても飛び起きます。
 出してもらったときは,まるでベランダ全てが遊び場であるかのごとく走り回ります。
 落ちている植物の小さな枝の端切れでさえ,最高のおもちゃ。
 めずらしいものは全て好奇心の対象。
 この日は,空の植木鉢の中に入ってご満悦。でも少々小さい。身体をひねってあっちを向いたりこっちを向いたり。それで,まあこれでいいやって落ち着いたときのこいつがこの写真。
 良かったね。

       
   洋猫が混じってると言われました。
 長毛とまではいきませんが,お腹や足周りの毛が長めでふさふさ。中でも尻尾は見事なほどの太さと毛並み
 チャームポイントは,まちがいなくこの尻尾。※兄弟の方の一匹は,もっと毛がふさふさ。
 手足が大きいから,大きくなるよとも言われてます。
 現在,生後5ヶ月。体重はほぼ3kg。動物病院の先生からは6kgクラスでしょうかねぇと。身体はもう一人前の猫なのに,中身は子猫。たいへんっす。

       
 かつてのオス猫くんが得意だった紙ボール拾い,この子も得意です。何回も続けます。
 どうも自分流にやり方を決めてるようです。投げたボールに向かって走って行きます。そこで何回かドリブルして遊んでから,くわえて足下まで運んできます。そのときに,両足の間にすべりこんでくるんです。これがどうもお気に入り。
       
   やんちゃ。
 毎日,世界を広げてる。外の音にはびびるところがあるが,家の中は怖いものなし。毎日が冒険の日々。
 エネルギーが切れたら,途端に倒れるように寝る!
 まあ,やんちゃな方が賢い大人ネコになりそうな気がするのは気のせい?

       
新ネコ来る!   ペットとお別れした人からよく聞くセリフがあります。『つらい思いは嫌だから,もうペットは飼わない。』
 私は,全然そんな風には思いません。確かに,お別れは辛い。非常につらい。とてつもなくツラい。
 でも,それ以上に癒やしの時間が山ほどにあって,楽しい時間が宇宙ほどあって。それは人間だけでなく,ネコにとってもそういう時間で。お互いに幸せな時間なわけ。このお互いというのが大事なわけで。
 『幸せになりたいならネコを買いなさい』なんていう本もありました。ネコと対峙して,思考が消える時間が増える。その瞬間は先のことも考えない,過去も振り返らない,本当に至福であり至高の時間。
 そんなわけで,新しいネコ,新しい出会いを探してました。
 新ネコ探し,ネコの譲渡会に何度も通って。そして,いきなり決まっちゃいました。
 新しいネコが来たからといって,今までのネコが記憶から消えることはありません。どちらかというと,余計に思い出してしまう時間さえ増えました。

       
         
 火葬が終わりました。散骨もしてきました。
 帰宅して,猫たちの食器を洗っていると,もういないんだって,なんとも言えない気持ちがわき上がってきます。2匹ともいなくなった。その寂しさや悲しみは,それを十二分に味わいつくさないと,薄れていかないのかもしれません。
 
       
享年19歳と10ヶ月   20歳の壁は厚かった。
 元気だった女の子。嘔吐が続いて受診。この子も,『えーっ!もうすぐ20歳?全然そんな風に見えない。』
 オス猫くんと同じ。うちの猫の家系かな。
 獣医さんによると『家の気が良くて,猫に合ってるのかも。』って。

 ともかく,腎臓が悪かった。数値がどれもたいへんな数値で,生命を維持してるのがやっとというもの。それなのに10日ほど前までは,普通にごはん食べて動いて。一年前の検査では,数値は高めだったけどそれほど緊急事態ではなかった。元気だし,家人たちも絶対に20歳はいけると口にしてた。
 それが,坂を転がるように体調は急降下。
 口の中に潰瘍のようなものができて,何も食べることができなくなって,舌がうまく回らなくて水も飲めなくなった。自宅に器具を借りて帰って点滴。病院ではステロイド。全く食べられないので,どう考えても時間の問題だった。
 腎臓の数値や口の中の潰瘍から,全身あちこちがしんどかったんだと思う。名前を呼びながら,なでてあげるしかできなかった。
 毎晩,『また明日ね。』って声をかけて,何度も何度もなでてから就寝。
 でも,夜中に一人で逝きました。
  
       
           
   なかなか忘れられるものじゃない。
 よく見かけた仕草,ここでこんなことしてたなぁ,って。
 
 もう一匹を探してるけど,自然と近い模様の猫に目がいってしまう。
       
   テレビの画面が写っていて,それに気がついたら画面に張り付きます。
 ネコ番組でなくても,動物番組でなくてもやってきます。ときには普通のニュースも見てます。
 困ったのは,直近で張り付いて見ること。
 老眼が進むよって引き離しても,また寄っていきます。
 仕方なく電源を切ると,『ニャオ』。
 仕草的にはかわいいんだけど,やっぱりダメだよね。
 
       
 残った女の子。
 性格が変わったような気がします。この子は数匹の兄弟の何番目かで生まれました。生まれてからは,遠慮ばかりで,自分はいつも一番最後。膝に抱っこしてほしくても,兄弟が先。自分は最後。うらやましそうに見ていたそうです。
 うちに来てからも何となく同じような感じ。オス猫くんが甘えたり,遊んでもらったりしているのをじっと見てました。
 それが,自分しかいない状況になったせいか,今は甘え放題。”自分”をいっぱい出してきています。
 
 この子も19歳と8か月。長生き猫です。
 今のところは元気。この調子でいくと20歳はクリアできそうかな。長生きしてくれるといいな。
 
       
       

夢で挨拶

 家人が夢を見た。
 (さよならのときにそばにいなかった家人が) 『さよならができなかったから言いに来てくれたの?』と尋ねると
 『そうだよ。』って。
 慌ただしくおしっこ(!)をして,ごはんくださいっておねだりして
 そして消えていったって。
 元気そうだったって。良かった。
 
       
泣き足りない
 部屋の片隅にある写真と首輪。
 良い子だった。
 キミ以上の猫はもう現れないよ。
 帰宅して車から降りると,窓越しに『ニャ』って。
 つい,目も耳も向けてしまう。声が聞こえてくるんだよ。

 まだまだ良い思い出よりも,つらい気持ちの方が・・。
 きっと泣き足りないんだと思う。
 
       
享年19歳と6ヶ月
 逝ってしまいました。
 いつものような朝を迎えるはずでした。家人が何も食べない,水も飲まない,目が動かないと慌てています。
 いそいで見に行くと,呼吸が速い。心配していると,動かないはずの目がみるみるいつもの丸々まなこに戻ってきて,首を上げてこちらを見てきます。
 名前を呼ぶと『ニャ・・』と弱々しい声で返事をくれます。ここしばらく声が出たことがなかったので,うれしいやら,何か異変っぽく感じるやら。しばらく名前を呼び続けました。
 名前を呼ぶこと数回,同じ数だけ返事をしてくれました。このとき直感的に,これは”お別れの挨拶”だと感じました。
 その数分後,呼吸が止まりました。
 『苦しくさせてごめんね,今までありがとうね。』
 手を握ってもいつもの温かさがありません。目の前にいる姿はいつもと変わらないのに。もう動きません。
 覚悟はできていたものの,私も動けなくなってしまいました。
 これだけ長い時間,一緒にいると,そこにいるのが普段の生活の一部。それがなくなりました。
 階段の汚れを見ても,食器を見ても,どこかしこに彼との思い出が浮かぶ痕跡がたくさん。涙も心の涙も止まりません。
 夕刻,火葬と簡単な葬儀を行いました。本当は心が萎縮して,ペットの火葬場には行くことはできないなと感じていたんですが,できるだけまだ一緒に居たいと,無理矢理に
気持ちを動かしました。
 葬儀が終わったら,担当者より『お別れをしてください』と。
 動かないけど,この姿ももう見られないんだと思うと,やっぱり涙が止まりません。
 何とか手を握って『さよなら』と伝えました。
 食いしん坊だったので,たくさんの大好物と花を一緒に添えました。

 帰ってきて,部屋に残ったのは遺骨と首輪と写真一枚。
 オス猫くんロスは,ずっと続くと思います。彼が居なくても普段の生活は続いていきます。
 もう苦しくない身体で,好きなように駆け回って,好きなものを食べまくっているんだろうなって。
 そう思うことで気持ちの整理につながることを期待するしかありません。

 
       
   寝ている部屋に入ると,ほぼ100%顔を上げて,『ニャー』とかわいい一声。
 何を伝えてくれてるのかな。
 『ボクいるよ』かな?
 『来てくれたの』かな?
 
 その声もだんだんと小さくなってきました。
 ときには口を開けるだけのときも。
       

19歳
 のある日
 オス猫くん,動けなくなりました。背中に悪性の腫瘍ができたんです。
 それまではコブができてるというだけの認識。もちろん治療(手術)も考えましたが,高齢猫への麻酔はとても危険であることから,とりあえず手術は論外。ある人が東京の獣医師に尋ねてくれたのですが,やっぱり手術は見合わせた方がいいでしょうとのアドバイス。それにコブが大きくなってきている兆候がわかってても,他の症状が全くなくて元気。なのでこれは良性だろうと素人判断。
 ところが違ってました。ある日を境に,下半身が思うように動かなくなり,ついに寝たきりに。大好きな食べ物も思うように食べられません。
 診察してもらっての診断の結果からは『悪性』。分子標的薬を試してみようとの診療医の意見。ところが,その薬のせいで食欲がガタ落ち。痩せ細ってきました。悩んだあげく薬はストップ。
 今後は,腫瘍が骨を溶かして,いずれはもっとひどい状況になるって。仮に手術をしても腫瘍は7割ほどしか取りきれず,その刺激によって肥大化が加速するかもと。
 だったら,好きなものを食べさせてあげて,痛くないよう,苦しくないように,そこを一番に考えてあげようって。
 19.5歳,それだけでもたいしたもんだよね。(もちろん,まだまだ元気でいてほしいけど。)

 昨晩,いつものように話しかけてみました。
 『うちの猫に来てくれてありがとうね。』
 『ずっと家族を癒やしてくれてありがとうね。』って。
 話しかけてると,じっと顔を見て聞いてくれます。
 涙が出そうになりました。
 もっとそっけなかったら,そんなに見つめてくれなければ,こっちもちょっとだけは苦しくないのに。
 いつもそうやって,話を聞いてくれた。
 良い子過ぎる・・・。
 この夜も,ゴロゴロと喉を鳴らしながら,目を合わせたまま穏やかな表情でいてくれました。
 
       

       
18歳   気がつけば年齢が18。 あと数ヶ月で19歳。ずいぶんと高齢猫です。人間でいえば90歳。
 ところが本人たちにはその自覚はない。行動を見る限り,いつも『ボク』に『ワタシ』。
 ただ,動きは鈍くなっています。瞬発力もあまりありません。立ち上がるのも『よっこいしょ』。
 夜鳴きもでてきて,フェルラ酸が必要になったりしてます。食事量も減ってきました。若かりし頃の3分の1以下かも。それでおいしいと評判のフードを探して食べさせるのですが見向きもしないことも。たまにちょっと喜んで食べるとお腹が緩くなる。難しい。
 それでも,元気でいてくれるのがうれしい。穏やかな表情でのほほんと座ってる姿を見るのがうれしい。
 そうやって今まで何度,こちらが癒やされてきたか。ありがとうの気持ちでいっぱいだよ。
 
       
またも,人生最大のピンチ・・・   本当に何が起きるかわからないものです。
 オス君がまたもやってしまいました。
 実は一室のベッドの下に,ないはずの『ネズミほいほい』があって,それに足を突っ込んだみたいなんです。現場は見てないのですが,目撃した家人によると,足に(ネズミほいほいの)箱を付けたまま,テーブルの上や階段を超速度で走り回ってた・・・らしい。
 たいへんだった・・と話を聞いたものの,ものすごい粘り気のあるゲル状のものが足に付いています。床にも座布団にも階段にも点在。血相を変えて走り回ったオス猫君の様子がうかがえます。
 それにしても,そのゲル状のものがなかなか取れないんです。さすがネズミほいほい。まあ,それ以上に猫が心配で,取り押さえて足を拭こうにも柔らかいネコの毛に付いたネズミほいほいは全く取れません。毒性のあるものだったらたいへんだと,説明書きを読んでみると,「薬剤は使用していないのでペットのいる家でも安心して使えます」とのこと。まずは良かった。でも,やっぱりネズミほいほいは取れないので毛の方をハサミで数mmずつカット。おかげで模様も若干変わってしまいました。猫の方もものすごいショックだったみたいで,まるで落ち着きません。
 そこへ,説明書きの少し後に,「もし手足に付いた場合は,天ぷら油で丁寧に拭き取ってから,台所洗剤で洗い落としてください」と記されているのを発見。もう書かれているとおりにするしかありません。猫クリーニングに数時間,本当にたいへんでした。
 そのオス猫くん,しばらくは足が気になったり,ショックから立ち直れなかったりで,元気度が5%くらいに落ち込んでいました。これで寿命が数年縮んだかなぁと家人たち。マンガのようなできごとですが,本当にあるんですね。
(注)ネズミほいほいはセットされていましたが,家の中にネズミがいたわけではありません。
  
       
 性格はツンデレです。かまってほしいのに素直になれません。オス君が撫でてもらってるのを遠くからじと〜って見てるだけ。オスの方はすることなすこと,面白くてかわいくて,ついつい相手をしてしまいます。するとメスの方は,ことさらに『私なんて・・・』(と,なっていたのでしょう)。
 そんなことないよって,一杯かわいがると『こんなことめったにないかも〜』ってゴロゴロ。そういうのを続けていると,『私って愛されてるかも』と自信がついたようです。名前を呼ぶだけでゴロゴロいうようになりました。目と目が合うようになりました。体をぺったりとくっつけてくるようになりました。
 自尊感情も高まったかな。良かった良かった。
         
 また,嘔吐が止まらなくなりました。下痢もして食欲もなくなり,あまり動かなくなりました。15歳,年齢も年齢です。病院では血液検査。でも特に異常はなし。薬をもらいましたが,あまり良くなりません。2日後,再度検診。触診では腸に堅い部分があると,エコー検査にレントゲン。たいへんです。可能性としてはリンパ腫かもとのことで細胞検査も。本当にたいへんです。あれこれ調べてみると,抗がん剤を服薬しても寿命は若干延びるだけで,助かる可能性は上がりません。今までどれだけこの子に癒してもらってきたか,考えると涙が出そうになります。で,このときは念のためにと抗生物質の注射をしてもらって帰りました。
 ところがこれが効きました。みるみる元気になりました。食欲も戻り,動きも良くなってきました。後日,細胞診の結果を聞きにいきましたが異常なし。!(^^)!良かったぁ!!結局,腸炎だったのかなぁ?ということになりましたが,それにしても白血球の数値も上がっていないから謎のまま。でもまあ良くなったんだからよしです。
 病院の先生から,血液検査の個々の数値も見かけ(若く見えるのは童顔のせいかな?とも)も

15歳には見えない
とお褒めの言葉をいただきました。このまま若さを維持して長生きするんだよ。
         
    『ごはんください』        

 久々に追加です。
 長靴を履いた猫,じゃなくて
靴下を履いた猫。妙に似合ってます。いやいや,似合いすぎてます。
 平気で寝てます。

 ボク,脱走!  家猫のボクは外に出してもらえません。屋外といえばベランダに出られるくらい。外に出る窓にはいつも網戸が閉められています。いつもいつも網戸越しに外の世界を眺めたり,ベランダから吸える外の空気を楽しんだり。それだけでした。
 ところがこの夜に限って,なぜかその網戸が開いていました。
 あこがれの外の世界。ボク,思わず脱走を図りました。
 脱走したことに気がついた家人たちは大慌て。生まれて初めての外。帰巣本能は働くか?帰り道なんて知ってるの?等々。心配の数々。真夜中,懐中電灯を照らしながらご近所を一周,二周,三周。
 首につけた鈴の音を頼りに名前を呼びながら探しますが,気配さえなく。
 明日は新聞に『探し猫』の記事を出さなくちゃ。。。
 パパさんなんて,懐中電灯でお隣さんの庭を照らしたりしていたものだから,タイミング良くバイクでパトロール中の警官に職質を受けることに。
警: 『何してるんですか?』
パ: 『うちの猫が脱走して探してます。』
<中略>
警: 『気をつけてくださいね。』
 そりゃ,深夜にそんなことやってたら怪しまれますよね。
 かなり探しても見つからなくて,仕方なく沈んだ気持ちのまま眠ろうとしていた午前3時。
 『にゃ〜ん(ただいま〜)』
 帰ってきたぁ o(^o^o)o(^o^)o(o^o^)o
 男の子なんだから冒険もいいけどね。もうやめてよね。
         

 隣の部屋から何やら,ガサガサ,ゴソゴソと怪しげな音がしてきました。
 見に行くと,窓の網戸に2匹が伸び上がって一点に
注目中
 『えっ!何?』と視線の先を見ると,緑のカーテンのつもりのゴーヤの茎にアブラゼミが一匹。
 めざとく見つけて,その後 『ニャーゴ,ニャーゴ(行きたい,獲りたい!)。』
 残念ながら,君たちは2階のベランダには出られないんだよ と言ってみたら,あっさり諦めて去っていきました。

 後ろ姿が,ちょっとおもしろい光景でした。
         
 ぼくですが,また体調を崩しました。草を食べたわけではないのにエサを食べるともどしちゃって。
 3日ほど続いたので,また病院へ連れて行かれました。
 前回と同じように,おなかをグリグリ。
 そして注射1本と15分間ほどの点滴。
 やっぱりガタガタブルブル。
 でも前と違っていたのは,慣れでも余裕でもないけど周囲を見ることができたこと。
 でっかいワンちゃんに小さいワンちゃん。いろいろと診察に来ます。
 すると『ニャオッ(痛っ!)』
 背中への注射が痛かった。ストレスで毛もいっぱい抜けました。
はげないか心配
 おかげで無事,復活です。良かった。 
 
 久々にまとまった雨。
 よく言われてること:家猫にとっては,
『雨の日はとことん眠い』
 ご多分にもれず,無警戒によく寝てます。


 寒い日は,二匹揃ってまん丸ッ子。
           
 犬と言われることがあります。・・・・・ボクは猫だけど。。。
 なぁ〜ぜ???
 それはね,
 ”おすわり”ができます。ごはんの前の「おすわり!」の一言で,良い姿勢で待つことができます。
 紙玉ボールを投げると,くわえて拾ってくることができます。
 ときどき,「行ってらっニャい。」とお見送りしてくれます。
 ときどき,「お帰りニャ〜。」と出迎えてくれます。
 雪が降ってくると,ときどき喜びます。平気で濡れてます。
 性格も犬っぽいと言われます。
※メスの方は,「ニャア」と鳴かずに,「ワァ」(訳あって,本人(猫)は「ワン」のつもり)。二匹揃って。。。
    猛暑が続きます。ただでさえ暑いのに,僕たちは毛皮をかぶってる。
  人間でも,この暑さの中で毛皮のコートなんてかぶったら熱中症まっしぐら。まあ,猫のたいへんさは想像できます。でも,そんな状況の中,猫たちはよく知ってます。家の中でどこが一番涼しいか。

  ときどき姿が見えなくなって,呼べど探せど居場所がわからないときがあります。
  気になってきて,気合いを入れて名前を呼んでいると,どこかで(鈴の音が)チリン・・。おやっと洗濯機の中を覗いてみると,いました,いました。
 
金属製のドラムが冷たくて気持ちいいのでしょうね。
         
  バトル・・・。ときどきやってます。

 耳をねかせて首を45度傾けて,斜めからスキをうかがって,
猫型戦闘モードに。10秒で終わるときもあれば,数分間やることもあります。もちろん当人(猫)たちは楽しんでやってます。
 パワーは圧倒的にオス。的確にパンチとキックを浴びせるのはメス。でも,そのパワーに屈して,『ギャン!』と悲鳴をあげて逃げ出すのは,いつもメス。たまにシャープなパンチ&キックをくらって,呆然とただずむオス。見ていてとても面白い。今回は,あっと言う間に終了。カメラを向けたら『今日はここまでニャ。』って。 
 
       
本格的にテレビ猫@動物番組
 テレビ大好き猫になってしまったかも。
 特に鳥の鳴き声がすると,テレビの前にくぎづけ。
 そして,ときどきテレビの裏を覗きこんでは,『いないなぁ。』・・・・・と思ってるのかな。

 最近は鳥でなくても,テレビに視線が向くようになってきてます。

 いよいよテレビ猫。
 


いつもの寝相
ゴロゴロ・・・

幸せそうな顔
階段でゴロンゴロンするのが得意技。
こうして見ると,お腹周りがぷっくり。
名付けて,『
猫型アザラシ
って,アザラシかい!?

色といい,形といい。。。
 草の食べ過ぎなのか,他に良くないものを食べたのか,しばらく胃腸の調子が良くなくて,頻繁に嘔吐するので病院で看てもらいました。

 動物病院には巨大犬も来院していて,ワンワンとけたたましたく吠えてくれたり,もちろん見知らぬ先生がお腹をグニグニ触ったりしますから,ボクとしては怖くてたまらないわけです。
 看てもらってる間,ずっと震えがとまりませんでした。診察台の角にしがみついて,顔をパパさんの服に押し当てて。。。

 治療は,注射を1本と点滴を約10分程度。
 人生最大のピンチを震えながら乗り切りました。
 そんなんですから,家に帰るとホッと一息。安堵感で一杯。
 左は,組んだ両手を段のところに乗せて,風を楽しんでいる様子です。
 背中の丸みがかわいいでしょ。
 点滴の輸液が背中に残っているので,いつもよりよけいに丸いかも。

 
おかげさまで,ボク,復活です。
 
こんな頃もありました
紙袋,大好き
 帰宅して2階に上がってくると,『おかえりニャー。』と後をついて,上がって来ることがあります。でも,部屋まで来ないで,所定の段でストップ。(なぜ?)
 2日ほど同じことが続きました。やっぱり同じ段でストップ。
 おもしろかったので記念撮影。このアングルで撮ると,メスの方は宇宙猫になります。オスの方は,まん丸まなこ。
 帰ったのを喜んでくれて,ゴロゴロ。かわいい
 いいやつですが,少しへんなやつです。

 彼のお気に入りの場所の一つに,お風呂場の窓辺があります。暑いときはそこで横になってます。
 でも,ときどきメスに先を越されます。
 そんなとき
 少し離れた所で『ナオー,ワゴー』(たぶん,遊ぼー)と鳴きます。メスが『何なに?』と席を外した隙に,お気に入りの場所にさっと座り込むんです。いわゆる横取りってやつです。
 もう3〜4回やってますが,今のところ成功率100%。
 何度も引っかかるメスの方も何ですが。。。

 彼がいつものようにニャオ(おなかすいた〜ごはん)と言うもんだから,せっかく横になってくつろいでいたんだけど,よっこらしょと起き上がってエサをやろうとした,そのとき。いつもなら早くぅ〜とすぐ横で待っているのに,いつものその姿がありません。おやっ?と振り向くと,私の座布団にもたれて,私と同じような姿で横になっている彼の姿が。
 
やられたぁ〜。
 メスが一度,プレハブ物置の上に飛び降りて,下りられなくなったことがありました。下からは誰にも目に止まらず,ベランダから下を見ない限り上からも見つからず。しばらくの間,小さくなって不安におびえていたのです。
 そうとは知らない家人たち。
 と,オスが足下で『ニャーオ,ニャーオ』。お腹が空いたのかとエサをやっても見向きもせず,『ニャーオ,ニャーオ』。階段の方へ誘うように,執拗に鳴くんです。
 何かちょっとおかしくない?と家人たち。そのまま家人を階段を上に連れて行くかのように鳴きながら,猫ナビ。
 後をついていくと,物置の下で座り込みます。そのまま上を見ると,メスがちぢこまってました。
 おかげで無事救出。この行動がなければ,ずっとメスはひとりぼっち。
 
やるじゃないの,君ぃ。